当社は、当社グループ会社である株式会社WhiteBox(東京都渋谷区、代表取締役社長 川原翔太)が開発した、AIエージェント活用システム「KanpAi(カンパイ)」の事例が、アマゾン ウェブ サービス(以下、「AWS」)ジャパンによって公開されたことをお知らせいたします。

 
 
■「KanpAi」開発とAWSハッカソンでの快挙
 
当社グループは、IT業界の構造的課題解決と生産性向上を目指し、常にAIなどの最新技術の活用を模索しています。その一環として、株式会社WhiteBoxは、飲み会の幹事業務をAIエージェントが代行する次世代システム「KanpAi」を開発しました。
この開発プロジェクトでは、AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」などを全面的に活用。さらに、AIがコーディングを行う「AI駆動開発」を全面的に採用した結果、従来数ヶ月かかると想定された開発をわずか3週間で完了させました。この成果は、2025年6月26日に開催された「AWS Summit Japan 2025 生成AIハッカソン」において高く評価され、当社グループチーム「WhiteBoxお酒同好会」が最優秀賞を獲得するという快挙に繋がりました。
 
 
■AWS技術の活用実績と今後の展望
 
「KanpAi」は、AWSが提供する多様なAIサービスとサーバーレスアーキテクチャを組み合わせることで、アイデアの迅速な具現化と高機能化を両立させています。今回のAWSによる事例公開は、当社グループのAWS技術を活用した開発能力の高さを改めて証明するものです。
 
当社グループは、この度の実績を大きな一歩と捉え、「KanpAi」開発で培ったAI駆動開発のノウハウを、当社が手掛けるDX支援プロジェクト全体へと展開していく計画です。これにより、お客様のビジネス課題に対し、これまで以上のスピードと品質でソリューションを提供し、IT業界全体の生産性向上に貢献してまいります。
 
・AWS公式事例記事(外部URL): 株式会社WhiteBox様の AWS 生成 AI 活用事例
    
  
■AI Officer 藤本雅俊のコメント 
 
当社グループは「人にしかできない、創造的な仕事へ誰もが集中できる世界」の実現をビジョンに掲げています。今回の「KanpAi」開発とハッカソンでの成功は、AI駆動開発が開発者の創造性を最大化し、ビジネスのあり方を根幹から変える力を持つことを証明しました。定型的な作業をAIに任せることで、エンジニアはより付加価値の高い、創造的な領域に集中できるようになります。この革新的な開発手法をいち早く確立し、全社的に展開することで、お客様のDXを更なる高みへと導き、IT業界全体の生産性向上を牽引してまいります。