当社は、独立行政法人国立高等専門学校機構とメディア総研株式会社が共催する「第3回 高専起業家サミット」において、当社執行役員の瀧本 崇が公式企業メンターに就任したことをお知らせします。
本サミット本番に向け、全国から選抜された高専生チームがビジネスプランをブラッシュアップする過程において、技術的なフィードバックに加え、ビジネス視点での事業価値向上を目指したメンタリングを実施いたします。
本サミットは、起業や新たな価値創造に挑戦する高専生が全国から集うビジネスコンテストです。
メンターを務める瀧本は、2026年2月24日(火)のサミット本番に向け、計3回・各回1時間程度の定期的な対話を通じて、学生のアイデアを実社会で通用する水準へと引き上げる支援を行います。技術的優位性をビジネスの競争力へ転換するため、以下のスケジュールで助言を行う予定です。
| スケジュール | 詳細 |
| 第1回(1月上旬)課題ヒアリングと方向性の合意 | 自己紹介および事業プレゼンテーションを通じ、現状の課題を深掘りします。これにより学生との信頼関係を構築し、指導の方向性を定めます。 |
| 第2回(1月中旬~下旬)ビジネスモデルのブラッシュアップ | 前回提示した課題の進捗を確認し、事業計画の論理的整合性を強化します。 |
| 第3回(2月上旬~中旬)最終ピッチに向けた総仕上げ | サミットでの高評価獲得を目指し、表現方法やプレゼンテーション構成の磨き込みを行います。 |
当社は創業以来、「ビジネス視点」と「IT技術」の分断を解消し、顧客と一体となってDXを推進する「0次DX」を掲げてまいりました。 一方、高専には極めて高い技術力を持つ学生が集まっていますが、その技術を「誰のために、どのように社会実装するか」というビジネス視点の育成も重要視されています。今回の参画は、当社の「0次DX」の考え方が高専機構側のニーズと合致したことにより決定いたしました。
当社が新卒採用において最も重視しているのは、単にプログラミングができることだけではなく、「技術を使って何の課題を解決するか」を考え抜く力です。今回のメンター活動については、一方的な採用活動の場としてではなく、当社の現役役員が学生と真剣に向き合い、議論を交わす「共創の場」と位置づけています。こうした学生との早期かつ深い関わりは、当社の技術的土壌や企業文化を直接伝える機会となり、結果として、獲得競争が激化する優秀なエンジニア人材の採用強化にも寄与するものと考えております。将来の日本のDXを担う「ビジネス視点を持ったエンジニア」の輩出、ひいては当社の未来を担う人材との接点拡大に貢献してまいります。
「この度、熱意ある高専生の皆さんのメンターを務めさせていただくことを大変光栄に思います。私自身、日々の採用活動の中で『技術は手段であり、目的は価値創造にある』と伝え続けています。今回のサミットでは、高専生の皆さんが持つ『尖った技術』に、我々が培ってきた『ビジネスの文脈』を掛け合わせることで、どのような化学反応が起きるか非常に楽しみにしています。単なるアドバイザーとしてではなく、同じゴールを目指す『伴走者』として、学生の皆さんの挑戦を全力で支援してまいります。また、こうした真剣勝負の場を通じて当社のカルチャーを深く知っていただくことが、将来、志を共にする『新たな仲間』との出会いにつながることを期待しています。」
サミット当日は、学生のみならず、全国の高専教員や主要大学の教授陣も多数参加される予定です。当社は本活動を通じ、産学連携を深め、アカデミアと産業界のハブとなることで、将来的な人材獲得に向けた教育機関とのネットワークを強化してまいります。そして、優秀な技術人材が正当に評価され、活躍できる社会の実現を目指します。
■イベント概要
名 称:第3回 高専起業家サミット
開催日時:2026年2月24日(火)
主 催:独立行政法人国立高等専門学校機構、メディア総研株式会社